戸上隼輔のプロフィール・成績及び経歴・プレー動画について紹介!

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戸上隼輔選手のプロフィール

日本男子卓球は世界でも上位の実力があり、特に張本智和選手は世界で5本の指に入るほどの突出した力を持っています。

しかし、日本の卓球界をけん引するのは張本選手だけではありません。

2023年全日本選手権大会男子シングルスにおいて、戸上隼輔選手が張本選手を破って水谷隼さん以来6年ぶりに2連覇を達成する目覚ましい活躍を見せています。

今回は日本男子卓球界の若きエース格・戸上隼輔選手をご紹介します。

プロフィール

戸上隼輔選手は2001年8月24日生まれの三重県津市出身です。

父・義春さんはインターハイ男子ダブルス優勝の経験を持ち、家族全員が卓球経験者という卓球一家に生まれた戸上選手は、2人の兄の影響で3歳の時に卓球を始めました。

津市立修成小学校から津市立橋南中学校へ進学した戸上選手は1年生で全国中学校卓球大会に出場を果たしますが2回戦敗退。

より高いレベルを求めて中高一貫校の山口県野田学園中学校に転校し、格上を相手に練習を積み重ねて腕を磨きました。

そのまま野田学園高等学校に進学した戸上選手は、1年生からインターハイに出場してシングルス準優勝の活躍を見せます。

同年代の中でも指折りの実力者となった戸上選手は2年生のインターハイシングルスで優勝を果たし、その活躍から高校生ながら国内初となる卓球リーグのノジマTリーグに参加するチーム「T.T彩たま」と契約を結びます。

さらに翌年のインターハイシングルスも優勝を飾り、インターハイ2連覇を達成しました。

高校生最後となる2020年1月に開催された全日本卓球選手権大会では、シングルス準決勝で張本智和選手と対決。

フルセットまでもつれ込む大熱戦を繰り広げますが、一歩及ばず3位入賞となりました。

高校卒業後は明治大学政治経済学部へ進学し、琉球アスティーダに移籍したノジマTリーグ2020-2021シーズン前期で「マッチ勝率」「ゲーム平均失点数」がトップの8勝を挙げて前期ノジマMVP賞を受賞。

2022年1月に開催された全日本卓球選手権大会ではシングルスとダブルスで初優勝かつ2冠の快挙を達成します。

翌年の全日本卓球選手権大会シングルス決勝では男子ダブルス・混合ダブルス優勝の2冠を達成していた張本智和選手と対決。

張本選手の3冠を阻む見事な勝利を飾り、水谷隼さん以来6年ぶりの2連覇の快挙を達成しました。

2022年にTリーグを離れてドイツ・ブンデスリーガで武者修行を行った戸上選手は2023年10月発表の世界ランキングで自身最高位の32位を記録しています。

使用用具

ノジマTリーグ2023シーズンは木下マイスター東京に所属している戸上選手の使用するラケットは、バタフライの強い反発力で攻撃性能が高い「張継科ALC」。

表面ラバーはバタフライの回転性能と打球威力に優れた「テナジー05ハード」、裏面ラバーは回転性能が高い「テナジー05」と非常に攻撃的なラケットを使用しています。

成績・経歴

経歴

戸上隼輔(とがみ しゅんすけ)

2001年8月24日生まれ、三重県津市出身。

出身校:津市立修成小学校→津市立橋南中学校(転校)→山口県野田学園中学・高等学校→明治大学政治経済学部

ノジマTリーグ所属チーム:T.T彩たま(2018-2020)→琉球アスティーダ(2020-2022)→木下マイスター東京(2023-2024) *2022-2023シーズンはドイツ・ブンデスリーガに参加

世界ランキング:32位(2023年10月現在)

過去最高世界ランキング:32位

2017年

バタフライとアドバイザリー契約(契約選手)

2019年

株式会社丸久とスポンサー契約

2023年

株式会社HLBスポーツとマネジメント契約

主な大会成績

2009年

全日本卓球選手権大会(全日本ホカバ)バンビの部 準優勝

2013年

全日本卓球選手権大会(全日本ホカバ)ホープスの部 準優勝

JOCジュニアオリンピックカップ全日本卓球選手権大会カデットの部13歳以下男子シングルス 3位

2015年

全日本卓球選手権大会(全日本ホカバ)カデットの部14歳以下男子シングルス 準優勝

2017年

ITTFジュニアサーキット・スウェーデン ジュニア男子シングルス 優勝 男子ダブルス 優勝

インターハイ 男子シングルス 準優勝

2018年

全日本選手権大会 ジュニア男子 3位

インターハイ 男子シングルス 優勝

2019年

全日本選手権大会 ジュニア男子 優勝

ITTFチャレンジシリーズ・クロアチアオープン 男子ダブルス 優勝

インターハイ 男子シングルス 優勝(2連覇)

2020年

全日本卓球選手権大会 男子シングルス 3位 男子ダブルス 2位

2021年

WTTスターコンテンダー・ドーハ 男子ダブルス3位 混合ダブルス 優勝

アジア選手権大会 男子シングルス 3位 男子ダブルス 優勝 混合ダブルス 優勝

全日本大学卓球総合選手権・個人の部 男子シングルス 優勝

世界卓球選手権 男子ダブルス 3位

2022年

全日本卓球選手権大会 男子シングルス 優勝 男子ダブルス 優勝

シンガポール スマッシュ 男子ダブルス 2位

WTTフィーダー フリーモント 男子ダブルス 優勝

WTTフィーダー ウェストチェスター 男子ダブルス 優勝

WTTコンテンダー ザグレブ 男子ダブルス 2位

全農CUP TOP32福岡大会 男子シングルス 優勝

世界卓球選手権成都大会 団体戦 3位

WTTコンテンダー ノヴァ・ゴリツァ 男子ダブルス 優勝

2023年

全日本卓球選手権大会 男子シングルス 優勝(2連覇)

WTTコンテンダー アンマン 男子ダブルス 2位

WTTスターコンテンダー ゴア 男子ダブルス 2位 混合ダブルス 2位

シンガポール スマッシュ 男子ダブルス 3位

WTTスターコンテンダー バンコク 混合ダブルス 3位

全農CUP 平塚大会 男子シングルス 2位

WTTコンテンダー アンタルヤ 男子シングルス 3位

特徴(プレースタイルなど)

右利きのシェークハンドでドライブを多用するプレースタイルです。

反発力の高いラケットと回転性能に優れたラバーから生み出される強烈なドライブで攻め抜く攻撃的なプレーが特徴です。

特に高速チキータと相手を翻弄するサーブの高い技術力が評価されています。

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