安田現象とは?
安田現象さんは、Blenderを使った3DCGアニメーションで知られるアニメーション作家・監督です。
制作における全工程を一人で担当しており、TikTokやYouTubeなどで公開しているショートアニメが大きな反響を呼んでいます。
代表作には、「カレーを一晩寝かせる女の子」「呪いの人形」シリーズなどがあります。
また、2024年には初長編アニメ『メイク ア ガール』が劇場公開される予定です。この作品は過去のショートアニメ「メイクラブ」をベースにしたもので、クラウドファンディングで資金を集めて制作されました。
2023年9月現在、チャンネル登録者数は約177万人です。TwitterやTikTokでも最新情報や制作過程などをチェックすることができます。
MV制作もしており、映画「約束のネバーランド」の主題歌である、ずっと真夜中でいいのに。の「正しくなれない」のMVも担当していました。
動画内容・動画紹介
この記事では、安田現象さんの作品についていくつか紹介します。
実際にどのようなアニメーション映像を制作しているか気になる方はぜひ動画をご覧ください。数十秒の動画なので、見やすいと思います。
カレーを一晩寝かせる少女
この動画のストーリーは、カレーを一晩寝かせると美味しくなるという話を聞いた女の子が、自分自身をカレーにして寝てしまうというシュールな物語です。
カレー鍋を布団に持ち込んで添い寝するシーンや、朝起きた時にカレーになっているシーンなどが描かれています。背景には「〆切」と書かれた貼り紙があったり、女の子の疲れや現実逃避が感じられます。
コメント欄では、カレーの匂いや蓋の有無などにツッコミが入ったり、光や音や内装などに注目したりする視聴者の声が見られます。
呪いの人形シリーズ
市松人形に取り憑かれた女の子が、西洋人形やぬいぐるみと戦ったり、恋したりするコメディー。
メイクラブ
男女の恋愛模様を描いた短編アニメ。初めての自主制作アニメで、クラウドファンディングで資金を集めて長編化するプロジェクトが進行中です。
おすすめポイント
安田現象さんのおすすめの理由を3つほど紹介してきたいと思います。
高い技術力と表現力
安田現象さんはBlenderというフリーのソフトウェアを使って、映像の全工程を一人でこなしています。
キャラクターの動きや表情、背景や光の表現などが非常に滑らかで美しく、プロのCGスタジオにも引けを取りません。
また、自分の物語を届けるためにアニメーションを作っており、カット割りや演出などにも独自のセンスが光ります。
多彩なジャンルと世界観
安田現象さんは自分の好きなゲームや映画、小説などからインスピレーションを得て、さまざまなジャンルや世界観の作品を作っています。
代表作には、「カレーを一晩寝かせる女の子」「呪いの人形」シリーズ、「メイクラブ」などがあり、これらの作品はそれぞれコメディー、ホラー、ラブストーリーという異なるテイストですが、どれも独特の個性と魅力が詰まっています。
SNSとの相性の良さ
安田現象さんはSNSで自分の作品を公開しており、多くのファンやフォロワーを獲得しています。
作品は数秒から数十秒という短い時間で物語が展開されるため、SNSで気軽に見ることができます。
また、視聴者に寄り添った工夫もしており、スマホで撮影しているような視点や自撮り風の演出などで、視聴者が作品に入り込みやすくしています。
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